新卒で小児専門病院に就職する3つのメリット・デメリット

侑子
こんにちは
新卒で小児専門病院に就職した、侑子です。

  

わたしは看護学生のとき、小児科希望で就職先を探していました。
たくさんの病院を見学した結果、新卒で小児専門病院に就職しました。

  

かつてのわたしは、就職先の選択に失敗したくないという、強い思いを持っていました。なので、就職先も、結構悩んで決めました。

  

そこで実際に、専門病院で働いてみてどうだったのか。

どういうメリットデメリットがあるかについて、お話しようと思います。
(※あくまで、個人的な主観です。)

  

専門病院で働くメリット

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https://www.ncchd.go.jp/より引用

  

専門病院で働くメリット
  1. 小児が看れる
  2. 小児の多様な症例が看れる
  3. 小児に関わる多様な職種と働くことができる

1.小児が看れる

小児専門病院で働く最大のメリットだと思います。

大学病院だと、小児科希望でも配属されるかどうかはわかりません。

絶対小児科がいい!と思うなら、専門病院就職も視野に入れてみてはどうでしょう。

働いていて辛くなったときや、「なんで看護師になったんだろう」と思ったときに、希望に沿っていてやりがいを持ちながら働いている職場であれば、踏ん張れる可能性があります。

  


わたしも働いていて辛くなったことは何度もありますが
「自分がなぜ小児看護をやりたいと思ったのか」を、何度も思い起こすことで踏ん張ることができました。 

2.小児の多様な症例が看れる

大病院では、呼吸器科、循環器科、ICU、血液内科、眼科、小児科…と、細かく分かれています。

小児専門病院では、”小児科”というくくりが無くて、同じように呼吸器科、循環器科、PICU、NICUなどと細分化されます。

  

また、それぞれの専門分野の医師が所属しているので、全国の病院から紹介されて、子どもたちが集まってきます。
そのため、難しい病態や疾患の子どももたくさんいました。

 

そういった子の看護をすることは、プレッシャーや難しさに直面することはありますが、その分やりがいも感じることができました。

既卒の看護師も多かったです。さらなるステップアップとして、専門病院を選ぶ方も多いようです。

(そういった先輩看護師に指導してもらえるので、勉強になりました(^^*))

  

3.小児に関わる多様な職種と働ける

  

医師、看護師、理学療法士、作業療法士、放射線技師、管理栄養士…と、チーム医療の全ての職種が、小児のエキスパートです。

患者さんの相談事やスケジュール調整などに関して、小児特融の事情を配慮した回答や対応をしてもらいやすいです。

  

そのほか、他の病院では滅多に出会わない職種も。
その内のひとつが、チャイルドライフスペシャリスト(CLS)です。

医療環境にある子どもやその家族の、精神的な負担を軽減し、主体的に医療体験に臨めるように支援をすることが主な役割となります。

参考:チャイルド・ライフ・スペシャリストとは? | チャイルド・ライフ・スペシャリスト協会

このような様々な職種の方と関わることができると、子どもの体のことや心のことを、より深く理解しながら看護をすることができると感じました。 

  

チームで仕事をすることで、患者さんへのよりよいケアへ繋げることができます。

専門病院で働くデメリット

専門病院で働くデメリット
  1. 配属科によっては、習得できる看護技術が限られる
  2. 産科配属になる可能性がある
  3. 業務が多忙

1.配属科によっては、習得できる看護技術が限られる

専門的分野に特化できるメリットがある反面、あまり使わない技術、全く使わない技術があります。

けれど、これはどの病院に就職しても生じてくることかなと思います。なので、機会が巡ってきたときに、技術の見学や練習をさせてもらう形で、経験を積み重ねていきました。

ちなみに私が3年間で習得できた看護技術の一部はこちらです。


看護師3年目までに習得した看護技術
0~20歳までのバイタルサイン測定、人工呼吸器管理、CVカテーテル管理、点滴作成、経管栄養、授乳、与薬、食事介助、輸血管理、膀胱留置カテーテル、導尿、ドレーン管理 など

2.産科に配属になる可能性がある

小児と周産期を併設している病院は多く、小児で配属希望でも、周産期病棟に配属される可能性はあります。

私の同期の中にも小児希望で周産期病棟に配属された人がいました。

  

人事の基準は正直わからないのでなんとも言えませんが…
小児病棟で働きたい意志を面接時、履歴書で明確に伝えることが大切だと思います。

  

3.業務が多忙

これは大病院ならではの悩み?だとは思います。(笑)

重症の患者さんが集まるので、必然的に看護度は高くなります。

業務の多忙さや、看護師に求められることの多さ、プレッシャーに押しつぶされそうになる看護師は、少なくないと思います。

看護師1年目は、知らないことを丁寧に学び、1年目なりにできる看護をしていくことが仕事。
わたしが1年目のときは、自分のことに必死で全く周りが見えていませんでした。でも、1年目ができないことが多くて時間がかかるのは当たり前です。

多忙で苦しいこともあると思いますが、周りと相談しながらより良い看護を見つけていってくださいね。焦らないことが、一番大切だと思います。
(なんでも言い合える同期の存在が、とっても励みになりますよ!「同期を大切に」と、先輩看護師から口酸っぱく言われました。笑)

  

最後に

以上が、私が思う「新卒で小児専門病院に就職するメリット・デメリット」でした。

専門病院で働くことは多忙で辛いこともたくさんありましたが、やりがいがありました。

しっかりとした看護の土台ができて、転職後の職場でも経験が生かされていると感じています。

私は職場選びに関して『失敗したくない』と強く思っていましたが、働いているとほんっとうにいろんなことがあるので、自分の希望が全て通る職場を見つけるのは難しいかなと思うようになりました。

でも、できるだけ自分の希望に合う職場をみつけたい。

  

もし働き方を見つめ直したくなったとき、
あるいはどんなところで働きたいかわからなくなったとき、
誰と働きたいか?を考え直してみてください。

  

わたしが学生のときのこと。
大学の先生が、就職先の決め手として「病院に入ったときの雰囲気が大事」と、私にアドバイスをくれました。

 

それは、玄関口に入ったときに感じる雰囲気が、自分の感覚にフィットしているかどうか、ということです。その雰囲気に、現場で働く人たちの意識や熱量が映し出されているのだというのが、自分なりの解釈です。

  

どんな意識(何を大切にしているのか)で働いている看護師と働きたいか。

自分が今、どんな看護師像を描いているのか。

  

全てはそこに答えがあるのだと思います。

  

この記事が就職先決定の参考になれば幸いです(^^)
それでは!

  

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Twitter:(@kchanotabi)

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明日も会いたい人になる。 自分の心のもやもやを解決したい⏩小児看護の道へ。成長の源は、人と旅と看護の出会いから 小児がん3年 / 小児訪問看護1年目 小児医療人集まれ~!の会 主宰(不定期開催)。1992年生まれ。山が好きです。