子どもとの遊び方の悩みにお答え!小児看護師が実践している、子どもが育つ遊び方

子どもが好きな人、苦手な人、興味がない人全員が、間違いなく子どもの時代を過ごしてきています。

でも(あたり前なんですけど)1歳、2歳の時に、何して遊んで喜んでいたのかはっきりとは覚えてないですよね。(;^ω^)

私の周りの友達や子育て中の親御さんたちの話を聞いていると、自分が大人になると「子どもとどう遊んでいいのかわからない…」と悩む人が少なくない、ということがわかってきました。

  

実は小児科出身の私も同じです。つい最近まで、「子どもとどうやって遊んだらいいのかわからない!」と思っていました。

  

たかが遊び。されど遊び。

  

「子どもは遊びの中で育つ」と言われるほど、子どもにとって遊ぶことは重要です。
子どもは遊びを通して、感覚機能や体の使い方、そして心が育っていくのです。

  

 

 

訪問看護を始めてから、子どもと遊ぶことがとても大事なんだということを実感しています。そこで今回は、「育つ遊び方」をテーマに、お話してこいうと思います。遊ぶうえで役立つ視点、実際に遊ぶ方法など盛り込んでいます~~(^ω^)

 

 

 

小児看護師でも、子どもと遊ぶことが得意ではなかった

  

私が訪問看護に転職して初めに戸惑ったのは、訪問中に子どもと遊ぶ時間があるということでした。

ちょっと絵本を読んだり、おもちゃで一緒に遊んだり、ということは小児科病棟でもしていました。

  

  

けれど訪問では、15分、30分・・・場合によっては1時間以上を、子どもと遊ぶ時間に使うことも少なくありません。

今まで病棟には保育士が配置されていたので、遊びのことは保育士に任せっきり。

 

なので、いざ目の前の子どもが喜ぶような遊びをしようと思っても、なかなか思いつきません。また、どうやって遊ぶことが子どもにとって良いのかと、頭ばかり動かしていました。

顔はにこにこしながら、頭では「どうしよう。どうしよう。」と、遊び方について悩んでいました。

  

それでも数か月間訪問回数を重ねていき、それぞれの子に合わせた遊び方法を見つけて実践。それを始めてから、私自身が子どもと遊ぶことに対して苦手意識がなくなってきました。

何して遊ぼうか?と考えることが面白くなってきたんです。
「子どもと上手に遊ぶね。」と、先輩看護師や母親からも言われることが増えてきました。

  

私が個々に合わせた遊びをするときに、意識していることとは

発達を促す遊びです。

発達を促す遊びとは?

 

先輩訪問看護師

遊びの中で発達を促す関わり方が大事ですよ

発達を促す遊びって、何???というのが、訪問看護を始めた頃に思った疑問でした。ただただ遊ぶだけではなく、子どもに何らかの良い効果をもたらす遊び方があるというのです。

 

発達を促すということが、なんとなく大切なことはわかるけれど、具体的にどいういう遊びをいうのだろう?

  

例を挙げて説明しますね。

  

子どもがボールをコロコロと転がすとします。
その時その子は、ボールが飛んだり跳ねたりする動きに喜んでいたり、ボールそのものの色や質感が気に入っていたり。ボールが跳ねる音に喜んでいたり。大人が遊んでくれているから喜んでいたり。

いろんな理由があって、ボールを転がしているのです。

 

子どもが遊ぶときには五感にたくさん刺激が与えられています。夢中になっているときは、たくさんの刺激をもらって喜んでいる証拠。その刺激を特に欲しているときだ、と私は捉えています。

その五感にたくさん刺激を与えてあげれることが、発達を促す遊びに繋がります。

どういう理由で喜んでいるのかは、子どもをよく観察してみるとわかってきます。

 

あくまで一例ですが、そのモノの質感が好きならよく触っている。音が好きなら振っている。たたく刺激が好きなら周りのものに打ち付けて音を鳴らしている、など。

何をして遊ぶのが良いかは、個々の行動をよく観察することにあるということを、子どもとの遊びを通して知りました。

  

子どもにとっては、外界からの感覚刺激をたくさん得ること=遊び

コンコンとプラスチックの容器をたたくこと。高い位置からモノを落とすこと。モノを口に入れて噛むこと。それら全て、子どもにとっては遊びの一つ。そこを上手に盛り上げてあげることが、子どもの遊び相手としてふさわしい役割かな、と思いながら関わっています。

  

具体的な遊びの例

具体的な遊びの例を4つ紹介しますね。私が現場で実践している遊びです。

対象は主に、0~2歳くらいまでの子をイメージしています。

  

(1)絵本の選び方

➀色合い

生後2~4か月ごろになるとモノの輪郭はぼんやりしていますが、色の識別ができるようになってきます。人見知りが始まる7カ月前後になれば、もう少し立体的に見えるようになります。

なので、初めは原色に近い色合いの絵本にくぎ付けになりやすいんです。

↓具体的にはこういう本

②スキンシップ系

皮膚は”最大の臓器”と言われています。子どもは体を触られることで、脳に刺激をたくさん送って、成長していくんです。スキンシップは、楽しい・安らぎなど、心の安定をもたらしてくれますよ。

  

↓ヨシタケシンスケさんの絵本、子ども達はおおはまり。

こちょこちょしたり、つついたり。げらげら大笑いしてました!

↓これも有名なだるまさんシリーズ。だるまさんの絵に合わせて、左右にゆらゆら真似っ子できます♪

➂歌う系

謳いながら読める本は、重宝します。子ども達の、ノリが違う。

絵本を選ぶ基準としてもうひとつ、「自分が読んでいて楽しい」ものを選ぶことにしています。

1歳~2歳ごろは、繰り返し同じ絵本を読んでほしいという時期。だから、少しでも読み手も飽きないように…。(笑)

 

楽しく読んでいるほうが、子どもと楽しみながら一緒の時間を過ごせますしね。もちろん、子どもが読んで!って言った本はぜひ読んであげてくださいね!(=゚ω゚)ノ

  

(2)滑り台

  1. 看護師が椅子に座って、足を斜めなるように伸ばす。
  2. 子どもをひざに乗せ、ひざから足先に向かって、滑り台のように滑っていく。

☞バランス感覚や、動きのスピード感を味わえる遊びだと思って行っています。

  

(3)シーツのブランコ

  1. シーツの上に、子どもがあおむけになる
  2. シーツの両端を、介助者2名で持ち、左右にブランコのように揺らす。

☞揺れること、動くスピード感、視覚の変化など、いろいろな刺激が楽しめる遊びです。

  

(4)手遊び歌

  • 手をたたきましょう
  • やきいもグチパ
  • 糸まきまき
  • ミックスジュース  etc.

一緒に歌いながら、手足をトントンして感覚刺激をたくさん与えることができます。足や手など、末端への刺激は、子ども達にとってとっても大事!最近「はだしで過ごす」ことが着目されている理由もそこにあります。

↓1歳以上のお座りができる子には、『♪バスに乗って』もおすすめです(^^)♬

ふじこせんせいの手遊び歌はとっても参考になる動画で、よく見させてもらっています!

 

歩ける、走れるようになってきたら、外で自然に触れながら走り回ることが、子どもの成長にとってすごく良いと思います(^ω^)心の安定にも繋がりますよ。

子ども達といっぱい遊ぼう!

以上が、私が子どもとの遊びを通してあみ出した、子どもを育てる遊び方でした。

五感を刺激して、体を使って遊べる遊びをたくさん取り入れてあげてくださいね。

そして何より、子どもが楽しい!と思うことに、とことん付き合ってあげてくださいね!!

注意

○○の遊びをしなかったから、私の遊び方はだめなんだ。

ということは決してないと思うので、そこは誤解されないように…。

  

その子それぞれによって、遊びたい遊びは違うし、成長する過程も違います。

間違った関わり方をしているのでは…と悩む前に、目のまえで「遊んでっ!」と、目を輝かせておねだりする子と思いっきり遊んであげてください。

  

沢山遊びを紹介しましたが、子どもが遊びたいと言っていることを優先的に♬
今回の遊びの例は、何して遊ぼう?と悩んだ時の技として、引き出しにしまっておいてみてください。

  

補足
訪問看護では基本的に病気や障害を持つ子ども達と関わっています。

病気や障害で、一般的な成長発達より遅れてしまうことはめずらしくありません。そのときも、「その子が何に興味をもっているのか?」をよく観察して遊ぶ方針に変わりはありません。

 

もうひとつ加えると、遊びを通して発達の遅れがある部分を伸ばす関わりをします。

例えば1歳以降でまだ歩けない子には、座らせた状態で手遊び歌に合わせて足をトントンさせたりとか。それぞれの成長のペースに合わせて遊びを取り入れていくと良いと思います。

え、どういうこと?私の子はどうなんだろう?と、気になるなという方は、身近にいある保育士さんに聞いてみてもよいと思います。

私の@LINEも相談窓口として開設していますので、できる範囲で相談にも乗れます(*^_^*) 

  

これからも子ども達と楽しい時間を過ごせると、いいですね!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

☆相談窓口は@LINEまで☆

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明日も会いたい人になる。 自分の心のもやもやを解決したい⏩小児看護の道へ。成長の源は、人と旅と看護の出会いから 小児がん3年 / 小児訪問看護1年目 小児医療人集まれ~!の会 主宰(不定期開催)。1992年生まれ。山が好きです。